ASHIBAYA / GUIDE
数量を計画し、
根拠を確かめる。
現場の入力から、材料の確認、バックアップまで。
対象アプリ 1.1.0 · 日英の取扱説明書
検索はこの端末内で行います。
最初の数量計画
足場屋さんは、区画ごとに足場材料を拾い出し、在庫・不足・概算費用を確認するアプリです。この取扱説明書は無料で公開し、ログインなしで読めます。
- 現場を登録する「現場・工法」で現場名と必要な条件を入力します。地盤・支持・吊り元など、現場で確認した条件を使ってください。
- 区画と工法を選ぶ「区画・拾い出し」で「+ 区画を追加」を選びます。区画がない状態で集計を押すと工法の選択画面が開きます。工法・寸法・条件が異なる範囲は区画を分けます。
- 入力を確認して集計する仮の初期値を実際の寸法・配置・採用製品に置き換え、「全区画を集計する」を押します。「集計・出力」で区画の状態、注意事項、計算根拠を確認します。
対応する9工法
自動拾い出しと、採用構成を入力する工法があります。表示される例や初期値をそのまま施工数量として使わず、製品規格と配置を確認してください。
- くさび緊結式
- 既存のAタイプ想定エンジンで拾い出します。総合計画の自動計算は幅400 mm・段高1.8 mの前提です。より細かな条件は「くさび詳細入力」を使います。
- 単管・クランプ
- 直線・格子状の配置から概算します。接合や支持の実際の納まりは別途確認します。
- 枠組足場
- スパンと段数から基本部材を拾い出します。先行手すり・端部・階段・開口などは採用製品に合わせて追加します。
- 次世代・システム足場
- メーカーの構成表を基に、単位構成あたりの部材と数量を登録します。
- 単管による吊足場
- 床の格子と指定吊り点などを基に仮の数量を整理します。吊り元や荷重の検討は別途必要です。
- パネル・システム吊足場
- 採用製品の構成表を登録します。掲載部材例と現場で使う製品の一致を確認します。
- 張出し・ブラケット足場
- 承認された配置・構成表に従い、単位構成と必要数を登録します。
- 移動式・ローリングタワー
- 選定した製品の1基あたりの構成と基数を入力します。
- 屋根・法面・円形・その他
- 個別に確認した配置と部材構成から数量を登録します。
くさび詳細入力と総合計画への追加
「くさび詳細入力」では、建物の幅・奥行き・軒高、建物との離れ、足場幅、段、列、端部・角部などを入力します。画面の単位(m・mm)を確認してください。先行手すり、メッシュ、壁つなぎ、階段などは、対象範囲と条件を指定します。
- 入力後に「拾い出しを計算する」を押し、区画の状態と計算根拠を確認します。
- 障害物の幅は参考値です。渡すスパン数を明示し、確認済みにした条件が数量に反映されます。
- 「この端末に保存」または「別名で保存」で保存します。端末外の控えには現場ファイルも書き出します。
- 他工法と合算するには「総合数量に追加」を押します。追加されるのはその時点の計算結果です。
同じ結果を繰り返し追加すると数量が重複します。詳細側を修正して再追加するときは、総合計画の古い取り込み区画を確認してください。取り込み後に追加する部材式には、その対象に合う長さ・面積などの基準値を入力します。
一部しか計算できていない場合は内容を確認します。詳細画面の部分計算は、確認操作を行うまでCSV・印刷・PDF出力が制限されます。
同じ部材を再取り込みすると、総合計画で購入単価が未登録の場合に限り、詳細入力で登録した単価を補います。総合計画の登録済み単価(0を含む)・在庫・日額賃料は保持します。同じ部材を使う区画は、この単価を共有します。
集計の読み方と区画の修正
入力エラーのある区画は合計から除外されます。部分集計を現場全体の必要量と扱わず、除外区画と未確認事項を直して再集計してください。寸法・構成・材料を編集した後も、集計をやり直します。
数量確認、図面確認、出典の登録を進め、どの条件から拾った数量かを残します。共用部材や区画の接続部は自動で重複調整されません。計上する区画を決め、備考に根拠を記録してください。
「不足」「在庫未登録」「費用未算定」などの操作から、該当材料を絞り込めます。材料の条件を修正したら最新の数量で再確認します。区画を削除しても、登録した材料の在庫や単価は別に残ります。
材料・在庫・費用
「材料・在庫」で規格、単位重量、在庫、購入単価、1日あたりのレンタル単価を登録します。空欄は未登録、入力した0は確認済みのゼロとして扱います。
- 必要量
- 正味数量に設定した余裕を加えます。個数で扱う部材は必要数を整数に切り上げます。
- 不足量
- 必要量から登録在庫を差し引いた不足分です。在庫が空欄なら不足も未算定です。在庫の予約や消し込みは自動では行いません。
- 購入費/レンタル費
- 不足量×購入単価、または不足量×日額×日数で概算します。在庫で足りる場合の費用0と、条件が足りない「未算定」は異なります。
金額はすべて日本円(JPY)です。英語に切り替えても為替換算しません。運搬、組立・解体、基本料金、税などは含みません。購入とレンタルは比較する見積りで、両者の合算額ではありません。
一部の単価・重量が未登録の場合、算定できた範囲と未算定項目を確認してください。個数単位の在庫は整数、m・m²・m³・kgの在庫は小数を使えます。
在庫優先の代替候補を使う場合は、代替関係と互換条件を明示して登録します。寸法などが一致しても構造上の互換性を保証するものではありません。
図面から区間と材料へ
1.1の図面拾い出しは、くさび詳細入力で使います。総合計画の「図面拾い出しへ →」、または詳細入力の「図面を開いて始める」から開きます。総合計画と詳細入力は別の現場データです。
- 平面図と立面図を開くPDFの上限は50 MB・100ページです。文字が入ったPDFは寸法候補を表示します。スキャンPDFは「スキャンの文字を読む」を押すと、対応するiPhoneの端末内で現在ページを読み取ります。認識中のキャンセルや失敗では、既存の候補・下書きを保持します。
- 原図に合わせて長さと高さを決める平面の寸法線と対象範囲を確認して、面の下書きを作ります。計測は既知寸法の2点でページごとに縮尺を校正します。「高さの候補を選ぶ(全ページ)」から立面の候補を選び、「この面の高さに採用」で関連付けます。同じPDFで一度開いた別ページの高さも使えます。立面ページを先に開いて候補を読み込んでください。
- 足場の条件を確認する高さ、段数、離れ、幅、列、端部や付帯条件を確認します。高さを変えると確認が解除され、高さから算出した段数は再採用が必要です。手入力した段数も、その高さ・仕様に合っているか確認してください。
- 更新内容を確認して反映する「図面の区間を案件へ反映」で「差分を反映(同じ下書きは更新)」を選びます。同じ下書きの再取り込みは既存区間を更新します。手で直した値、旧版からの対応付け、下書きを削除した区間は行ごとに内容を確認します。新たに読み込んだ別ファイルの改訂図は、自動で同じ図面とは判定しません。
- 数量と原図を照合する確定した区間を計算し、材料・部分計算・未確認条件を確認します。区間の「長さの原図を開く」「高さの原図を開く」から採用元へ戻れます。増減表は全差分を反映した場合の参考値です。表示中の差分を確認して反映した後、最新条件で再計算してください。
総合計画の区画にある従来のPDF確認では、寸法候補または校正後の2点計測を確認し「区画へ転記」します。表示倍率やページを変えた場合は、そこでの2点計測を再校正してください。
元のPDFは別に保管してください。現場JSONにPDF本体は含まれません。端末内で保存した図面も、アプリ削除や端末移動に備えて原本を残します。原図が端末にないときは原図リンクを開けません。
保存・JSONバックアップ・端末移動
総合計画の通常の編集は、保存領域が使える場合にこの端末へ自動保存されます。くさび詳細入力では「この端末に保存」または「別名で保存」を押し、保存完了を確認してください。「保存済み」は、ファイルアプリへの書き出しや別端末への同期が済んだという意味ではありません。
- 総合計画の「保存・移動」で「この端末の現場一覧に保存」を使い、後から一覧で開けるようにします。
- 「現場データをファイルに保存」でJSONを書き出し、保存先でファイルが存在することを確認します。
- 移動先で対応する画面の「ファイルから読み込む」を使い、現場名、区画、材料を確認します。JSON読込の上限は5 MBです。
総合計画のJSONは現在の1現場です。端末に保存した現場一覧すべての一括バックアップではありません。総合計画とくさび詳細ではファイル形式が異なるため、書き出した側と対応する画面から読み込みます。両画面を使う現場はそれぞれのファイルを残してください。
JSONは編集を再開するための形式です。CSVやPDFでは現場を復元できません。端末間の自動同期はなく、共有先やOSバックアップは各サービスの設定に従います。
元の図面PDFも、現場JSONとは別に保管してください。保存PDFの復旧には、登録時と内容が完全に同じ原本が必要です。ファイル名が同じでも、編集・再出力・ページ抽出などで内容が変わったPDFは既存図面への復旧に使えません。
オフライン・言語・単位
入力・計算・端末内保存と同梱の取説は、インストール済みアプリ内で動く構成です。外部サイトやネットワークを使う共有先には通信が必要です。
公開Web版の取説を初めて開くには通信が必要です。ブラウザーのキャッシュだけを現場での閲覧手段にせず、必要ならこのページを印刷またはPDF保存してください。
アプリの言語切替は日本語/英語に対応します。既に入力した現場名・区画名・ユーザー登録材料名・備考や原図の文字は書き換えません。寸法は各欄に表示するm・mmなど、金額はJPYのままです。
困ったとき
- 保存できない・保存失敗が出る
- 現在の現場をJSONに書き出し、ファイルの存在と内容を確認します。端末の空き容量を確認してください。控えを確認する前にアプリの削除・再インストールや保存データの初期化をしないでください。転記・取込元のデータも保存成功まで残します。
- 数量が足りない・部分集計になる
- 除外された区画、入力エラー、構成表の不足、取り込み区画の基準値を確認し、修正して再集計します。未算定を0と読み替えないでください。
- PDFが開かない・候補がない
- 形式、暗号化、容量、ページ数を確認します。必要なら原本を残したうえで必要ページだけの別PDFを用意します。文字がない図面は、原図の寸法を手入力するか校正後に計測します。
- 共有や印刷をキャンセルした
- 準備できた時点で再実行します。保存したつもりの場合も、選んだ保存先を開いて確認します。
- 問題を記録する
- アプリ版、端末・OS、操作手順、表示メッセージを控えます。報告用画像やファイルから、不要な現場情報・図面・価格を取り除いてください。
- 保存したPDFを開き直せない
- 「保存したPDFを開き直す」が表示されたら、「同じPDFを選び直す」を押し、初めに登録した原本を選びます。内容の一致を確認できると、候補・下書き・案件の参照を保持してPDFを開き直します。保存PDFを先に削除する必要はありません。内容が違う場合や、登録時の内容を検証する情報がない場合は復旧しません。元の候補・下書き・案件を残し、原本を確認するかサポートへお問い合わせください。
データとこの取説サイト
共有用のJSON・CSV・PDFはアプリ内の一時保存領域にも作成され、共有をキャンセルした後も残る場合があります。24時間を超えたコピーは、次回の同種の出力時に整理します。復旧用の控えを残す場合もあります。これらの整理は、利用者がファイルアプリや共有先へ保存したファイルを削除しません。
アプリの入力データは端末内に保存する構成で、バックアップや共有は利用者が操作します。現場一覧、作業中の現場、保存図面、書き出したファイルは別の保存対象です。一つを削除しても、他の場所の控えがすべて消えるわけではありません。
この取説にはログイン、問い合わせフォーム、広告、独自のアクセス解析を設けていません。取説内の検索はブラウザー内で行い、検索語やアプリの現場データを送信しません。
公開サイトの配信にはNetlifyを利用しています。サイト配信・保守に伴い、ホスティング事業者がIPアドレスやアクセス情報を処理する場合があります。これはアプリの現場データや取説内検索とは別の処理です。
版と公開状況
対象アプリ:足場屋さん / Ashibaya 1.1.0
取説更新日:
更新版1.1のiPhoneアプリはApp Storeで公開中です。期間限定の無料Web体験は終了しました。この取説は引き続き無料です。体験で保存したデータも、購入せずに取り出せます。